エッセイ

-鋭意執筆中!-

兵庫の分厚い文化力の発信

“兵庫の未来を創る”をテーマに、今年3月まで、兵庫県政150周年記念事業を展開してきました。なかでも、県民の皆様が自ら考え、自ら取り組む県民連携事業は、この15カ月間で1300を超える取り組みが県下各地で展開され、大きな広がりを見せました。

こうした盛り上がりを一過性のものとせず、さらなる文化の振興につなげていかなければなりません。いよいよ今年9月に「ラグビーワールドカップ2019」が開幕し、「東京 2020 オリンピック・パラリンピック」、「ワールドマスターズゲームズ2021関西」へと続く「ゴールデン・スポーツイヤーズ」が始まります。さらに、「2025年大阪・関西万博」の開催も控えています。この機に、海外や日本各地からたくさんの人々が関西・兵庫を訪れることでしょう。ここ兵庫県には、多様性あふれる五国それぞれに連綿と受け継がれてきた多彩な伝統や文化がしっかりと息づいています。この兵庫の分厚い文化力を内外に発信する絶好のチャンスではないでしょうか。

そのため、県では、内外に対して兵庫の文化を発信するプログラムを積極的に展開していきます。今年は、9月に開催される「国際博物館会議(ICOM)京都大会」において防災と博物館をテーマとした分科会を開催します。また、県立芸術文化センター佐渡裕芸術監督プロデュースによるバーンスタイン生誕100周年を記念したミュージカル「オン・ザ・タウン」は兵庫にあわせ、東京公演を実施します。

さらに、兵庫の文化を発信する、波及力のある取り組みを支援する「ひょうごの文化発信リーディングプログラム支援事業」を新たに始めます。

県政150周年を機に策定した新たな兵庫づくりの基本方向「兵庫2030年の展望」。そこで描く「すこやか兵庫」をめざし、“未来の活力の創出”“暮らしの質の追求”“ダイナミックな交流・環流の拡大”に取り組んでいきます。そのいずれの実現にも、芸術文化は大きな役割を担っています。

兵庫の分厚い文化力を大いに発信し、兵庫の明るい未来をともに創っていきましょう。