エッセイ

-鋭意執筆中!-

阪神・淡路大震災25年総合フォーラムに寄せて自然災害への備え

私たちは、毎年、阪神・淡路大震災が発生した1月17日に各種事業を実施しています。来年の1月17日は、25年目のその日を迎えようとしています。

そのような中、私たちは、阪神・淡路大震災が風化しつつあるのではないかという大きな懸念を抱いています。このため、今年の大きなテーマとして、「震災を風化させない」を掲げました。

風化させないための基本は「忘れない」ですが、それだけでなく、震災の経験・教訓を経験していない人に「伝える」。そして、これからの防災に「活かし」、南海トラフ地震をはじめとするあらゆる災害に「備える」。この『忘れない』『伝える』『活かす』『備える』をしっかりと実行していくことが、地域の防災力を向上させる基本になると考えています。

昨年は、県政150周年にあわせ、県民の皆さんと一緒に150年を振り返りつつ、明日への思いを馳せながら連携事業を実施しました。今年は、「防災・減災県兵庫」を発信していくため、自主防災組織や自治会、防災関係NPO等の皆さんとともに、防災をテーマとした事業を展開する予定です。

私たちがしっかりとしたメッセージを常に発信し続けることが、先達としての役割であり日本の防災力の水準を示すことにも繋がります。5月にジュネーブで開催された国際会議で「震災を風化させない」をテーマに発表したところ、高い評価をいただきました。

また、先日、インドのモディ首相にお会いした際、2001年のインド西部地震以降の本県の支援への謝辞がありました。これらは、我々が成し遂げてきた震災からの復旧・復興や防災・減災の取り組みが、世界的にも高く評価されているという証ではないでしょうか。

「震災を 風化させない 私たち 今年一年 皆で取り組む」

1月17日まで様々な事業を展開していきます。その意気込みを示すとともに、それらの事業への皆様のご協力をお願いします。